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牛鍋ハンバーグ、そのステキなお召し上がり方についての追伸2021年6月17日店舗情報

【みなさま】

 日頃より格別のご高配を賜りまして、まず深く感謝を申し述べさせて頂きます。心より。

 さて、当「新着情報」欄においてもしばしばメディアを賑やかにしてくれている「牛鍋ハンバーグ」。本日はその新しいお召し上がり方を追伸のような形にして遅れてとなり恐縮ですが、ご共有させて頂きます。

 もはや冗長な印象を持たれる方もたくさんいらっしゃってくださるかもしれませんが、当社『森島商事㈱』、およびその店舗『毛利志満』には、150年近くの「歴史/物語」、目にはさやかに見えねども静かな歳月が流れており、当初は「牛鍋」という形式で、味噌ベースの角切りにした厚みのある近江牛肉を鉄鍋で煮たものを『米久』という屋号のもと、ご提供してまいりました。そこから派生したと考えられるすき焼き、そうです、みなさまご存じの砂糖と醤油で煮た現代のすき焼き。そのお味をベースにすき焼き風に味付けしたものが、一昨年来ご好評賜っている『牛鍋ハンバーグ』になります。


 さて、本題でございます。実は発売当初より、溶き卵と併せて食していただくことで、すき焼きが再現される、ハンバーグという極めて現代的な欧風の形式のもと往時の牛鍋屋さんの雰囲気へとタイムトリップできるとご提案、栞にも明記しておりました。それはまったくその通りなのですが、以前より、「難点」が何点かありました。一番大きなものが、まず溶き卵がハンバーグ一つではかなり余る、ロスが出てしまう、という点。第二点が、通常のすき焼きであれば、砂糖と醤油でお客様のお口好みに調整できるのですが、すでに調理済みのため、そのような味の調律が難しかったのです。

 そこで真にお客様本位に寄り添い、お客様の、あるいは自然環境の声に当商品をチューニングするための新提案として、ある方法をご提案させてくださいませ。
それはとてもシンプルで、前置きが長い割にそれだけのことかと拍子抜け、されるかもしれません。まずは熱々のご飯に卵を割って、卵かけご飯をご用意ください。そしてこれまで通りにハンバーグを湯煎にかけて、シソの葉などをアレンジメントに添えながら、あるいはお好みの薬味を添えながらお皿に盛りつけて頂き、この卵かけご飯とお召し上がりください。すると、あら、不思議、あの頃のすき焼きがお口の中で再現されます。おまけに、卵かけご飯として、最後までご飯が美味。おまけのおまけに、ご飯にかける醤油をご調整していただくことで、お店でお召し上がりくださっている「あなた好みの」すき焼きが出来上がるのです。

 なんだか、長いだけのエッセイというにはほど遠い駄文でお目汚しとなりましたが、元来、エッセイは≪essai≫とフランス語で表記され、その意味するところは「挑戦する・試す」でありますので、この際、ご購入のみなさまにつきましては一斉にエッセイしていただけますとこれほど嬉しいことはございません。
では、今後も「牛鍋ハンバーグ」並びに、弊社『森島商事㈱』、並びに『近江牛 毛利志満』への限りないご引き立てを賜れますよう力を尽くしますので、よろしくお願い申し上げます。

*コロナウィルスの影響から一年刊行が遅れることとなりました文化広報誌『ネノネ』。今年は8月8日、わっ「ハッハ」な笑顔溢れる日、ギュスターヴ・クールベの〈世界の起源〉が描くように、すべての「起源=根」である「母」の日、そして末広がりにご縁が広まりゆく、広まりかえる「8」月「8」日に刊行されます。どうぞ心待ちにしていてくださる方も、特段そうとも思われない方も、今しばらくお待ち頂けますと幸甚に存じます。

毛利志満オンラインショップ毛利志満について

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